えりんぎののんびり鬱散歩

20年のうつからの回復について綴ります。

うつは創造的自己破壊?

えりんぎは今散歩から戻ってきたところです。近所の公園に秋を探しに行ったのですが、特に見つからず。でもいい天気なので気持ちよかったです。ぽけーっとしてきました。今仕事が休みなので、満喫しております。

 

あ、そうそう、えりんぎがカウンセラーさんに言われたことですが、ぽけーっとするの大事だそうです。大いにぼけらっとしましょう。

 

えーと。。。勝手にリンク貼っていいのかな? よくわかんないのですが、「鬱は創造的自己破壊」と書いてある記事があったのです。

 

鬱になり、もがいて、復活して、いろいろ考えた結果、鬱は創造的自己破壊だと思った | 村長ブログ

 

ちょっと読むと長いので、読みたいなという方は少しずつ読むといいかもしれません。なにせ鬱になると、文字読めないですよね。。。(T_T) えりんぎはニュースが全然頭に入らなくて、外の雑音でさえ辛かったです。もともと本を読むのが大好きだったのに、全然活字が読めなくなって毎日泣いていました。

 

で、ここの「村長」さんは、「鬱は創造的自己破壊」と仰る。えりんぎはそういうカッコいいこと言えないのですが、あーあーあー、なーるーほーどーと思いました。

 

でも鬱のただ中にある人には、辛いかもしれない。えりんぎも「復活」してはおりません。この記事では、非常にポジティブに書かれているので(別に悪いことではなく、素晴らしいです)、自分にはできない。。。と落胆される方もいるんじゃないかと思って。。。

 

だからその真意を取り敢えず簡単に、ここで説明してみようかと。

 

最初カウンセラーさんに言われたことは「鬱は悪者じゃなくて、今までの生き方では辛いよーという身体からの警告ですよ。少しずつ生き方を変えることで、元の状態に戻るのではなく、今までよりも豊かに生きていくことができると思いますよ」でした。

 

ところが最初はこれを聞いて、えりんぎはムッとして次に悲しくなりました。ムッとしたのは「テキトーなこと言うな」という感情であり、その後「何が悪かったんだろう。。。」と思ってしまって、家に帰って泣きました。そして「私にはできない」と凹みました。

 

そのカウンセラーさんが仰ったことが「創造的自己破壊」の内実です。

 

うつは辛いです。地獄です。Dr.に「うつってどんな感じ?」と聞かれたとき、「万力で胸を引き絞られるよう。真っ暗な穴の中で、上か下か右も左もわからなくて、なんの光もない状態。もう死ぬしかない」と答えたら、「もう何もさせませんよ」と即入院になりました。

 

一向に光が見えないかと思いましたが、病院のスタッフの皆さんのお力添えもあり、徐々にですが「こっちだよ」と手を引っ張ってもらえ、一筋の光が見え始めました。

 

「治るんだ。。。!」と思えた時は本当に嬉しかったです。20年拗らせているのに。

 

だから、今うつの人も諦めないでほしいのです。きっとラクになる日は来ますから。徐々に。。。ですが。一歩ずつ歩いていきましょう。