えりんぎののんびり鬱散歩

20年のうつからの回復について綴ります。

鬱を悪化させないために

明日休みだああ~~~~(*´ω`) そゆことで今日夜更かししてます。

 

えりんぎのDr.曰く、大うつ(うつ病)の人の率は少なく、大体が躁鬱病双極性障害:これにはⅠ型Ⅱ型があるようです)だとのことでした。

 

えりんぎは躁鬱病のⅡ型に入るんだと思います(ちゃんと聞いていないけど)

 

躁鬱病のⅠ型の人は up downが相当激しいみたいです。えりんぎが入院していた時、躁鬱病のⅠ型の方は1ヶ月に200万買い物しちゃったそうです。えりんぎはそういう経験はありません。でも軽躁はあるみたいで、以前は躁状態はいいことだと思っていました。

 

だって躁状態(=ハイになる)だと、万能感はあるし頭の回転も速くなっている気がするし(ほんとは空回り)、いろいろ行動ができるので。だから鬱の時はハイになることを待ち望んでいました。

 

でもこの躁状態の時こそヤバかったのです。ヘタに万能感があるもんだから気が大きくなる → 思慮が浅いまま行動力に任せ「やらかして」しまうことが多かったです。しかも躁状態の時は攻撃的になるので人とモメやすい。躁から覚めた時、後悔がハンパないことになるのです。そして、躁状態がハイであればあるほど、後にくる鬱はひどい。波と同じですね。波がザッパーンと高くなればなるほど、落ちるとき衝撃がハンパないというか。それでお薬ではこの波の揺れ幅を少なくしてコントロールしようとします。

 

えりんぎはそれに気づいてから、認知行動療法の助けもあって常にフラットでいるよう心掛けています。妙にハイにならないように気をつける。すると落ち込む度合いも少なくなりました。

 

憂鬱な気分をやり過ごすのに、一般の人がやりがちなのが「気晴らし」。いいのですよ、「気晴らし」できるぐらい心のエネルギーがあれば。うつの人は「気晴らし」する心のエネルギーなんてないのです。だから無理して「気晴らし」しちゃダメです。

 

例えば、気分転換に友達とディズニーランドへ行く、仕事の憂さを晴らしに同僚と居酒屋に行く。。。これは十分に心のエネルギーがある人は有効です。でも鬱の人が「気晴らし」しようとすると、無理がたたり悪化してしまいます。えりんぎの知人は「気晴らし」のためにアルコールに頼ってしまいました。アルコールは鬱を悪化させるので要注意です。甘いものも注意です。血糖値が急激に上がるとインシュリンが多量に分泌されるので、血糖値が下がりすぎます。すると気分も下がります。どうしても甘いものを食べたい時は、先に生野菜を食べておくといいと思います。

 

そして、焦らないこと。自分の状態の目先の良し悪しに一喜一憂しないこと。鬱は急に劇的によくなりません。でもゆっくりと三寒四温でよくなっていきます。必ずよくなるので、慌てず焦らず諦めずいきましょう。