えりんぎののんびり鬱散歩

20年のうつからの回復について綴ります。

心屋仁之助さんの「前者・後者」論はうつ病の人は考えちゃダメだよ!

せっかく心屋さんのブログ読んだので、有名な「前者・後者」論について一言。

 

えらい苦労して読んだわー。。。それで、とりあえずの感想は。。。

 

 

ハア!???????   ( ゚д゚)

 

 

です。これは信者さんも戸惑うわー。。。それにプラスふーんだのめっちゃだの飛ぶとか飛ばないとか。。。(え、宇宙にでも飛んでくつもりなの?) そもそも「論」なの、これ?

 

こういうグダグダの論は「なんでやねーん!」とツッコんで終わりなんだろうけど、鬱病の人には特に悪いなーと思ったので、その観点で解説してみる。

 

鬱病の人の特徴の一つとして白か黒か思考というのがある。(全員にあてはまるわけではないよ。あくまで傾向) 100か0かっていう極端な思考。これは「自分ってダメなんだ。。。」と思いやすい鬱病の人を苦しめる思考の一つ。認知行動療法で言われてる。どう苦しめるかというと、1つのミスで「ああー自分は全然ダメだー!」となると苦しいよね。また、1つの成功で「自分はイケてる!」と思ってしまうと、次に失敗したとき、落胆が大きい。

 

心屋さんの思考ってほとんど白か黒か、極論から極論に振れるものなんだよね。その最たるものが「前者・後者」論。

 

私は「前者・後者」論にハア!? ( ゚д゚) となったので、心屋さんの定義だと後者になる。でも「頭が真っ白」になったことなんてない。洗面所をびちゃびちゃにもしないし、他人の面倒も見る。それで別に苦しくないよ? そもそも人間はそんなに単純に2つのタイプに別れない。血液型だって4つあるでしょーが。それにも科学的根拠は何もないとゆーに。

 

例えば、「明るい人」、「暗い人」がいるとしよう。ずっと明るい人も暗い人もいないと思う。ずっと明るい人が実際いるとしたら、それはヤバいクスリやってます。「暗い人」だと言われてる人も、仲のいい人の前では明るいかもしれない。人間てもっと曖昧で、斑なのではない?

 

そこを「前者」「後者」どっちに当てはまるか、うつ病の人がウンウン唸りつつ考えると、ツラいよ。ただでさえ、うつ病の人の思考はぐるぐる同じところを回るというのに。ぐるぐる思考の無間地獄に陥るから、悪いことは言わない、全然そういうの考えなくていい!

 

鬱であまりにぐるぐる思考が回る!という人は散歩・日光にあたる・それでも辛ければ寝る。(行動療法)

 

そっちの方がラクになれると思うよ!