えりんぎののんびり鬱散歩

20年のうつからの回復について綴ります。

(心屋仁之助さんのような)危ない自己啓発にひっかからないで!

基本ここでは認知行動療法について、治っていく過程を体験を通じてつらつら綴っていこうと思っていたのですが、最近虐待肯定の発言で(虐待肯定なんてありえないよ!)話題になっている?(なってるよね?)自己啓発について先ず注意喚起しとこうと思います。

 

心理士が国家資格になったので、怪しいカウンセラーもどきの人々は駆逐されていくと思うのですが、以下のような自称カウンセラーにはひっかからないで!

 

①金額が高すぎる

 

1回のセミナーが100万超すとか普通おかしいよね? 私は保険適用のカウンセリング受けてるので、1回¥510ですよ? 私の場合は、ですけど安いけど効果出てますよ?(確かに皆に認知行動療法がハマるとは言えないけど) そもそもカウンセラーさんが人の懐事情に口出すのおかしいよね?

 

②1回で、若しくはすぐに効果があると謳っている

 

人間すぐに性格が変わるわけないじゃん! あなたが25歳なら25年かけて

その性格になったのです。じゃあ薄皮を剥がすようにだんだん変わっていくものだよね?

 

③カウンセラーが自分の意見を押し付ける

 

おかしいよね? カウンセリングとは心を整理するものであって、カウンセラーさんはそのお手伝いをするに過ぎない。そしてカウンセラーさんとの相談の中で、どういうやり方をすれば自分がラクに生きられるか、試行錯誤して自分でその方法を見つけていくものなのよ?

 

④依存させようとする(洗脳されてしまえとか言うのは論外!)

 

カウンセリングとは自立を促すもの。いずれカウンセラーさんとはおさらばして、自分の足で歩んでいくの。カウンセリングはその練習。カウンセラーさんと恋愛関係になるとか論外。(それは転移・逆転移と言います。) 依存させようとするのは、長く自分と関わらせよう、そしてお金を引き出そうとしてるんだよ。

 

⑤カウンセラーさんにカリスマがある

 

カウンセラーさんの役割は基本黒子。そもそも主体は常にクライアント。なんでクライアントより目立とうとしてるわけ? カウンセラーさんは陰からその人を支えるだけだよ。

 

守秘義務を守らない

 

守秘義務を守るのは当然だよね? カウンセラーさんが守秘義務を守ってくれるからこそ、クライアントは安心して悩みを打ち明けることができる。トラウマを皆の前で話すとか、心理的負荷が大きいに決まってるじゃん。無理に傷を掘りくじ返されたら、精神的に病んでる人は最悪フラッシュバックを起こしてさらに悪化してしまうよ?

 

以上、問題があるなと感じた自称カウンセラーの人(=心屋仁之助さん)についてまとめてみました。以上のような特徴があったら、それはカウンセリングじゃなくて自己啓発セミナー・ビジネスだよ。(TVでお見かけした時は、そんなアブない人だとは思わなかった。)

 

ひっかからないでください!

 

頼むで、しかし。

 

 

 


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